順風逆風

日々吹いている風を受けて。今を大切に思いのままに綴っていきます。

雪になるかも

こんにちは。11月下旬はまだ紅葉の見ごろの時期なのに明日は東京に雪が降るかも

しれいないそうです。

11月に東京での降雪になると観測史上初めてということです。

夏は記録尽くめの高温気象で温暖化が叫ばれていますが、冬になると東北、北海道で

大雪でとなり、夏は暑すぎ、冬は寒すぎとなってきている日本列島です。

見てみたい雪景色

某企業の大学生へ「雪景色を見に行くならどの都道府県か」というアンケート結果が

出ていました。ランキングは次のとおりです。

第1位 北海道  220人(54.5%)
第2位 京都府    20人( 5.0%)
第3位 東京都    19人( 4.7%)
第4位 新潟県  15人( 3.7%)
第5位 神奈川県 13人( 3.2%)

ということで、当然ですが雪景色といえば北海道、北海道といえば雪というイメー

ジが全国的いかに浸透していることがわかりますね。京都はやはり日本伝統の古都

の街並みの美しさに雪が加わることでことさら雅な風情を感じることになるからで

しょう。神社の鳥居や社殿の板塀の朱の鮮やかさに対し、屋根に積もる雪の白が見

事なコントラストを描いてくれます。さしずめ上賀茂神社あたりが見事な雪化粧を

見せてくれるでしょう。

次が首都東京です。1年になんどと積雪がないこの人口的な街には雪が似合わない

気もしますが、やはり普段あまり見られない景色を見てみたいという気持ちはわか

ります。今にもし雪が降るのであれば、絵画館前のイチョウ並木の雪化粧はなんと

もいえない一枚の絵になることでしょう。また皇居のお堀の石垣に付く雪をみると

かつて雪の日に起きた大きな事件、桜田門外の変忠臣蔵の吉良邸討ち入りが思い

出されます。昭和の時代には226事件当日が雪で、東京での雪はちょっと翳の

イメージもあるように思います。

でも雪国以外の人には、まれには自分の住んでいる街に雪が積もり、普段見慣れた

空間が一変する景色が一番印象的でないでしょうか。雪で大変な思いをしている

方々には顰蹙を買うことですが、たまに訪れる東京の雪景色も見てみたいものです。

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